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ライスポ編集長 野原球之人

ライスポ編集長 野原球之人

守備3

    シンキングベースボール


我々42年会が高校生だったころ、公立の進学校が甲子園に行ったり県大会でも、

上位に入るなど活躍し、「これからの野球は頭脳野球だ。」といわれた時代だった

。しかし頭脳野球はパワー野球に敗れ、勝てなくなってしまった。

今となっては、頭脳もなくパワーもなく、どうやって1部で優勝を目指すのかと疑

門を抱く選手も出てくるだろう。疑問=なぜ?という気持ちは、興味から生まれる

。興味をもてば、考える力が湧いてくる。野球が上手くなりたい、どうしても試合

に勝ちたい、ごくあたりまえの気持ちの中にいくつもの「なぜ?」が潜んでいる。

なぜ勝てないか。なぜ打てないか。なぜ打てたのか。なにかにつけて考える力を、

身に付けよう。野球がすきになれば、上手くなる。

シンキングベースボールとは、「確率の高いプレーをする、考える野球である。」

とドン・ブレイザーが唱えた。ブレイザーはよくしらないが、この考え方を受け継

ぎ実践したのが、ID野球でおなじみの野村現楽天監督である。また、ブレイザーは

「野球は頭のスポーツ。プレーする前の準備が勝敗を分けるのだ。」とありがたい

言葉を残して日本を去った。生きていればライズの監督になってもらいたかった。

野村監督知将の思考 野村監督知将の思考


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